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2023年読んだ本メモメモ~その昔、N市では~

少し前に、プロの小説家が5時間かけて作った「#読書週間におすすめしたい本」チャートというのをXで見かけてやってみた。

もちろんこのチャートをやってから予約したのではないのです。
何故ならこのチャートがXに掲載されたのは、予約した日から2か月後だったから。

・・と、その本の予約が回ってきたので早速

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最近読んだ本

その昔、N氏では カシュニッツ短編傑作集

その昔、N氏では カシュニッツ短編傑作集

奇妙な出来事が人々を翻弄する――。
その、巧みな一撃。
日常に忍び込む幻想。
戦慄の人間心理。
戦後ドイツを代表する女性作家の名作を集成した、
全15作の日本オリジナル短編集!

本の表紙から連想された通りの、シュールで奇妙な物語の短編集。
一遍一遍は短いけれど、幽霊、ゾンビ、そして人間の狂気など、不条理な心理など色んなパターンがあってすぐ読み終わりました。「4月」が特に気に入ってます。ラストにぞくっ。

で、内容も良かったけど、本のデザインというかそういうのも良かった。
表紙をめくった次のページの紙の質感やデザイン、そして本文の紙と段落の空白の感じとか、電子辞書やオーディブルには無い「本を読む楽しさ」を思い出させてくれた。

で、数か月前にオーディブルで聞いた村上春樹の短編集も思い出す。

レキシントンの幽霊 村上春樹

レキシントンの幽霊 村上春樹(audible版)

先にこっちを読んだ(聴いた)時はあんまりピンと来なかったけど、カシュニッツを読んだ後だと村上春樹が海外で評価されるのが少しだけわかったような(多分気がするだけw

緑色の獣」を、カシュニッツの「ロック鳥」を読んでチラッと思い出したり。

で、あの読書おすすめチャートで見た他の作品も面白そうなので気になるのを図書館で借りようかなと。

さあ、もうすぐ今年も終わるので早くメモせねば!

2023年読んだ本

 今年読んだ本のリストはこちらです。

2023年読んだ本リスト
今年はアマゾンオーディブルに月会費1,500円を払ってるので、元を取ろうとたくさん読んで(聴いて)ます。 その読んだ本リストが長くなってきたので別投稿にし...