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大腸がんになってから読んだ本・その2

先日、大腸がんの術後1年と3か月の検診で問題が無かった事に安堵したばかりだけど、最近またがん関係の本などを読んでいる。

「喉元過ぎれば熱さ忘れる」「三歩歩いてすぐ忘れる」自分にとってこの三か月毎の再発チェック検査は、今こうして自由に身体が動かせて、自分の意志で何でも出来るしどこへでも行ける事のすばらしさを再認識させてくれる。

でもまた同じ日常を過ごしているうちに、ちょっとずつ忘れてしまう。
よし、何でもやれるぞ!と思ってもそのうち行動力が鈍ってしまったりして、うん、いかんな自分。

なのでまた、気になっていた本を読んでみた。
以前も読んでみたけれど途中で挫折したのでまた最初から。

がんが自然に治る生き方――余命宣告から「劇的な寛解」に至った人たちが実践している9つのこと
ケリー・ターナー(著)

「余命宣告」を受けてしまった進行がんの患者が「劇的な寛解」に至った1000件を超える事例の分析と、100人以上のインタビューで明らかになった「自己治癒力を引き出す9つの項目」を実践法とともに紹介しています。

9つの項目のうち身体に関わる事(食事など)は2つで、残り7つは感情や精神に関わる事でした。

余命三か月と宣告された方が自力でヨガでいうチャクラを探り当て、その後覚醒しオーラが見えるようになって25年再発無しとか、さらに最後の方はサイババみたいな人が出てきたりとかなりスピリチュアルでしたが自分はそういうのは全然受け入れられるので(実践するか・できるかは別)、そんな事があるの!?ととても興味深かく読めました。

前に読んだ時はがんの事をよく知ろうと本を読みまくっていた最中で、その時にインプットしたかったのは食事とか現実的な事だったから読み進まなかったのかもしれません。

魂、エネルギー、とか半分はスピリチュアルな面が強いけど、かといって著者は、手術、抗がん剤、放射線の三大療法を否定してはいないし、科学的に十分裏付けされた理論では無いからこの9つの事を実践したらあなたのがんは確実に治りますとも言ってはいないので、そんなに偏った内容とも思えません。

そして、こうした事例が多くあるという事は多くのがん患者の励みになりますよね。

確かに、万人に聞く薬というのは無いのかもしれないと思う。
治療も確率に沿って標準治療、流れ作業で進む。
何でも確率確率で、その数字に振り回され一喜一憂する事になる。

自分もそうで、リンパに転移している確率なんて10%と言われたけど、全部その悪い方の数値に振れて今があるので最後はもう確率なんて信じねえ。と思ってました(でも頼りたくなる)。

自分はこの本に出てくる「劇的な寛解」に至った方たちのような境地にまったく程遠いけれど、ああそうかと色々気付かされる事多数で、より前向きに生きるためのヒントに、また明日から新しい一日をと思うのでありました。

関連本

また、料理本も借りて読みました。

フレッシュな野菜がいっぱいで美味しそうだけど、この時期、生野菜のサラダは寒いんだよね(;^ω^)
あったかいスープと一緒に体冷やさないように食べればいいか、と思うも寒いとやっぱり避けてしまう。部屋の暖房ケチるから尚更(これだw

でも最近野菜不足だと実感してるので、部屋を暖かくしてもっとフレッシュなの食べようと思ったり。


大腸がんランキング

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前回までの記事はこちらですv

もしかして大腸がん?検査で引っかかった話~はじめに~

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コメント

  1. たまねぎ より:

    ゆりみそさん
    こんにちは

    私も癌になって読んだ本
    たくさんあります

    乳癌に関する本は
    かなり読み込んで
    新しい治療や遺伝子治療についても勉強しました

    最近ではその治療法や手術にまで興味が広がり
    外科手術やからだと病気のしくみやオペ看の本まで・・・

    いったい、私はどこに向かっているのだろう・・・?
    と思ってしまいますが(笑)

    10年後とか20年後を
    リアルに想像しないように頭の中でブロックがかかってしまうので
    精神面だとか食事面だとか
    生きる希望だとか・・・

    なんでも前向きに生きる為のヒントを探しているように思います

    そうそう、昨年の退院後の身体がまだいうことをきかなかった時
    ラグビーのワールドカップをテレビで見ていて
    「諦めない」ってことを強く感じました

    何でも自分の心にぐっとくるもので
    自分自身を保っているのかなってふと思いました

    • yurimiso より:

      たまねぎさん、こんばんは。
      いったい自分はどこに向かっているのかと思うまで!
      でも素晴らしいです、色々知ったうえで自分で選択したいものですよね。
      今からでもそちらの方に進むとか!
      人間、興味のある事にはとことん時間を費やせますしね(^-^)

      わかります、私も自分が楽しいとか夢中になれる事を楽しもうと思って。
      たまねぎさんの言う通り、心にぐっとくるもので自分を保とうとしてるのかも。

      病気になったのは辛かったけど、今こうして元気な事をより味わうチャンスだとも思います。
      命が限りあるものだとリアルに実感したからこそだと、そこは病気に感謝したりして。

  2. チエゾー より:

    ゆりみそさん、こんばんは、またまたコメントします。ケリー・ターナーの本持ってます。実はこの本に影響されて、菜食主義になることを検討したのですが、友人達と話して、やめた、という経緯があります。

    そして、ゆりみそさんのたまねぎさんへのコメントの最後の2行、ぐっと来ました。私はまだそこまで悟ってないです!
    でも、一日一日大切に生きたいですね。

    • yurimiso より:

      チエゾーさん、こんにちは。
      おお、この本持ってるんですね。
      もし本当に、この本に書かれている人達のようにギリギリの宣告をされたならば、私もがっちりやるかもしれません。
      でも、やらないかも。お酒が美味しいと思う間は飲んでるかもです。
      そうなってみないとわからないものですよね。
      ありがとうございます。