10年ぶりに受けた健康診断の「便潜血検査」で2回とも陽性(+)になり、
大腸内視鏡検査を受けてきたのが2018年10月4日。
それから怒涛のように検査と入院、そして結局、S状結腸がんと診断され、腹腔鏡手術で一部の腸を取り除く手術をしました。
そして最終的な病理検査の結果が出たのは11月13日。
病理検査結果の前は、早期がんのステージ1の見込みでしたが、
切除した腸から1個だけリンパ節への転移が見つかり、
最終的に宣告されたステージはステージ3aとなってしまいました。
その後、抗がん剤の使用を推奨され、12月から抗がん剤治療が始まり、
翌年2月19日に予定通りの4クールで終了しました。
その後、再発せずに5年間の経過観察(3か月毎に血液・CT検査でに通院)を終了。
(※2023/11/7現在)
時系列
2018/秋 10年ぶりに受けた健康診断の「便潜血検査」で2回とも陽性(+)に。
10/2 某病院にて大腸内視鏡検査の予約・最初の受診。
10/4 大腸内視鏡検査でポリープが2つ見つかり小さいのは切除、大きいのは切除せず、他の病院を紹介すると言われる。
10/11 小さいポリープの結果(良性)を聞き、その足で紹介先の大きい病院を受診。
10/15 大きいポリープを大腸内視鏡検査で切除し一泊入院。
10/24 大きいポリープの結果(悪性)を聞き、腹腔鏡手術が決定。
11/2 入院
11/5 腹腔鏡手術
11/13 切除した腸からリンパ節への転移が1つ見つかりステージ3a宣告
※病理診断報告書はこちら
11/15 補助化学療法(抗がん剤)の説明(返事保留)
11/16 退院
11/28 外科、内科を受診し抗がん剤治療を受ける事を伝える。
12/3 抗がん剤治療第一回目で入院。
12/24 抗がん剤治療第二回目で入院。
2019/1/15 抗がん剤治療第三回目で入院。
2/5 抗がん剤治療第四回目で入院。
術後3か月目の腫瘍マーカー、CT検査問題無し。
2/19 抗がん剤治療を予定通りこなし治療終了。
その後、再発せずに5年間の経過観察(3か月毎に血液・CT検査でに通院)を終了。
(※2023/11/7現在)
治療後の予定
大腸がん手術後から5年間は血液・CT検査で三か月ごとに通院。
5年間は再発の危険があるので三か月~半年ごとに要検査なのだ。
5年後の完治まで仮釈放、という感じです。。
どの程度の期間に再発がなければ「治った」とみなしてよいかは,癌の種類によって異なり、大腸癌では、根治術から5年後に再発を認めない場合に「癌が治った」と考えるのが一般的です。大腸癌は手術後5年以上経って再発する確率は1%以下だからです。
今の気持ち
最初の検査終了後、自分の腸にある大きなきのこのようなポリープの写真を見てから、数日間は現実味が無くぼーっとしたり、最悪な事を考えて部屋をウロウロ歩きまくったりしました。
でも、各ブログで経験者の方からコメントをいただいたり、たくさん励ましをいただいたりで、少しずつ落ち着きを取り戻してきました。
また、まず知らねばとネットや本で色々調べた事で知識が少しついたので、先生の話にも処置にも合点がいくようになり、聞きたい事もメモして病院に行き、少し落ち着いて先生に質問できるようになりました。
まだ途中までしか書いていませんが、もしかして自分のこの経験が、もしかして誰かのためになるかもしれないと思ったので詳しく書いていこうと思います。
そしていつもは一人暮らしのふつーのなんてこと無い独り言日記ですが、このカテゴリだけは「がん・腫瘍ブログランキング」に登録しました。
自分がこうなってみて知りたかったのは、自分のこの状態からの行きつく先(そんなの医者でも検査しないとわからないのですがw)、検査内容、お金のこと、入院までの日数(病院によるけど)、入院後・・・
そんな風に、考える事、知っておくべきことが色々ありました。
なので、不安な心情ばかりではなく、自分の状態なども詳しく書いていこうと思います。