インパクトのあるCMだと思う。
しかし、CMを見るたびにニラッ。とする。
「結婚が決まって、あちこち借金があるのが彼女に悪い」
(1本にまとめるなら良いという理屈がわからん)
「二人目の子供が生まれるから、しっかりしなきゃって」
(口調が軽くて信用ならんぞ)
「女房にばれちゃって」
(基準が他力かよ、ばれなきゃ良かったのかよ)
と。
彼らは架空の人物だし、私だって同じようにホイホイ借金してた身分だ、
決して偉そうに言ってるつもりは無いのだが
借金する事、そして返すことってあんなに軽いのか?
完済人、始めます。
口先だけでは誰でも、何とでも言える。
昨日まで何年も何十年もかけて身に付いてきた金銭感覚が
今日から手の平を返すように、しかも何年も変えられるのだろうか?
女房にばれた、それだけの理由で?
全く説得力が無い。頑張れよ、とも思わない。(だから架空だってw
見せてくれ、と思う。その真剣さを行動で見せてくれ、と。(いや架空
許す許さない、は相手が決める事で自分が決める事じゃない。
許してくれ、は傲慢だ。(若ノ鵬にも言いたいぞ。)
てか別に許しを請うているCMじゃないんだけど(飛躍しすぎw
実際に家族の借金に苦しめられている方にしたら、
私以上にニラニラするCMじゃないだろうかと思うのである。
他にも「過払い請求の相談にのります」という法律事務所のCMがあり、
そのタッチもなんだか軽いなーと見るたび思う。
水道トラブル○○円、お手軽ですよ、みたいな。
いや、確かに当時の私には借りるのはお手軽だったけど、
消費者金融=サラ金というものにかろうじて手を出さなかったのは
サラ金=ヤ○ザ=雪だるま式=ドアを蹴飛ばされ張紙=逃亡、という
イメージが脳にインプットされていたから。
当時生活がめちゃくちゃだった私に「あんたサラ金から借りてないでしょうね!」と
何度も念を押した母や姉のサラ金、という言葉を出す時の尋常じゃない空気。
これが私をサラ金=人として越えちゃいけないところ、とインプットさせたのだ。
もし何の躊躇も無く借りていたとしたらもっと大変なことになっていたかもしれない。
脅しに感謝である。
そう、借金は間違うとここのサイトのCMぐらい重いもんだと
インプットさせておくぐらいがいいんじゃねえですか
(リンク先のCMを視聴する際、音が出ますので注意)
などなど考える・・私ゆりみそ@話勝手に膨らませすぎの秋の夜長でありました。