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大腸がん・大腸内視鏡検査と日帰り・入院ポリープ切除の医療費まとめ

10年ぶりに受けた健康診断の「便潜血検査」で2回とも陽性(+)になり大腸内視鏡検査を受けたのが去年、2018年10月の事。

一人暮らしでフリーランスで、ちょうど金銭的にきつくなってきたので外でも仕事を始めようという矢先での病気発覚。結局、ほぼ決まっていた仕事は断るしかなく、体の事はもちろん「お金」にもすごく不安がありました。

結局、高額医療療養費の制度と医療保険で全てまかなえたけれど、同じように「どのぐらいお金がかかるの?」不安を抱えている方が居たら少しでも参考になればとこの一連での医療費をまとめてみました。

前回までの記事はこちらです。

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大腸内視鏡検査と日帰り/入院ポリープ切除の医療費まとめ

私の場合、大腸内視鏡検査の結果、小さいポリープと大きいポリープの二つが見つかりました。

そのうち小さいポリープは入院施設の無い病院で日帰りで切除し、大きいポリープは入院施設のある病院で一泊二日の入院で切除しました。

大腸内視鏡検査(ポリープ切除・日帰り)

※あくまで「私の場合」で、全ての人が当てはまるとは限りません。
※私の場合、高額療養費の自己負担限度額は57,600円。

・事前に受診 880円
当日・大腸内視鏡検査※日帰りポリープ切除 20,030円
・後日・病理検査結果を聞きに受診 1,130円

——————-合計 22,040円

日帰りポリープ手術で治療が終了していたら、この金額だけで済んだんだけど(汗)
体はもちろん、金銭的にも早期発見は本当に大事なんだな、検査は大事なんだなとリアルに感じる事が出来たという(;^ω^)

ちなみに、保険診療(3割負担)で大腸内視鏡検査を受ける場合はだいたい以下が目安です。
大きい病院では、検査内容により多少の前後はあるようです。
また、ポリープ切除に掛かる金額は大きさや個数により差が出るようです。

大腸内視鏡検査にかかる費用概算(保険診療・3割負担)

・大腸内視鏡検査(観察のみ) 5,000~6,000円
・大腸内視鏡検査+生検 9,000~18,000円
・大腸内視鏡検査+ポリープ切除 20,000~30,000円

大腸内視鏡検査(ポリープ切除・入院)

※あくまで「私の場合」で、全ての人が当てはまるとは限りません。
※私の場合、高額療養費の自己負担限度額は57,600円。

・事前に受診 2,480円
当日・大腸内視鏡検査※一泊二日ポリープ切除 54,644円
・後日・病理検査結果を聞きに受診&次の入院のための検査各種 9,540円

——————-合計 66,664円

ある程度大きいポリープを内視鏡で切除する場合は、出血しやすいために入院での切除になるようです。手術日数は病院により、またはポリープの大きさ、術後の経過により二泊3日~の場合も。

私の場合は、事前に検査だけなら1万程度、一泊入院だと6万程度、という入院前に案内があったので、一応「限度額適用認定証」を持参しました。

「限度額適用認定証」についてはこちらから↓

大腸内視鏡検査~その3~小さいポリープの病理診断結果
前回までの記事はこちらです。 もしかして大腸がん?検査で引っかかった話~はじめに~ 大腸内視鏡検査~その1~検査を受けるきっかけ・検査前日 大腸内視鏡検査...

結局、この入院では限度額には満たなかったので使用しなかったのですが、持っていると安心感がありました。

医療費自己負担限度額の超過分を請求

高額療養費とは、同一月(1日から月末まで)にかかった医療費の自己負担額が高額になった場合、超過分が払い戻される制度ですが、ある条件下でそれらを合算した金額が自己負担限度額を超えた場合も、超過分を請求し払い戻しを受ける事が出来ます。

以下、札幌市の高額療養費からの引用です。

高額な医療費を支払ったとき(高額療養費)

自己負担額の合算について

同じ世帯の中で1か月の間に、通院と入院があった場合や複数の医療機関を受診した場合、または複数の方が受診した場合などがあります。そのような場合、69歳以下の方は、次の(1)~(4)のとおりに自己負担額を分け、21,000円以上のもののみ合算して、高額療養費を計算します。

(1)受診者ごと
(2)医療機関ごと(ただし、院外処方せんによる調剤分は、処方せんを出した医療機関分に合算)
(3)通院、入院ごと
(4)医科、歯科ごと

私の場合、日帰りの良性ポリープ切除と、入院の悪性ポリープ切除それぞれでは高額療養費の対象ではありませんでしたが、合算した金額が対象になったので超過分を請求、その後、約三か月半で振り込まれました。

10月分の、医療費自己負担限度額の超過分がやっと払い戻される。
抗がん剤治療も終わり、体調も落ち着いてきた。 吐き気や倦怠感、手のビリビリや荒れもおさまり、 気になる事と言えば足の裏の圧迫痛ぐらい。 数日前までは歩くの...

払い戻された金額=17,961円

医療保険を請求

医療保険の請求はまとめてする事も出来ますが、出ていくお金も大きいので、こまめにその都度、請求しました。

今回請求し、振り込まれた金額は以下の通りです。

■全労災 こくみん共済「医療」

・日額6,000円x2=12,000円

■かんぽ生命 (※医療特約)

・日額4,500円x2=9,000円
・手術保険金=4,500円x40倍=180,000円

——————-合計 201,000円

※かんぽ生命は親がかけてくれたのを譲りうけたものです。ありがたや。。
※どちらも支払い対象は入院保険なので、大腸内視鏡手術のうち支給されたのは一泊二日の入院に対してのみ。

手術給付金の支払い倍率は病気やその程度により?異なるようで、自分の場合は「悪性腫瘍」のため一番倍率が高い40倍の支給がありましたが、この後の大腸腹腔鏡手術に対しての手術給付金はx20倍の支給。

この判断はよくわかりませんが、事前に問い合わせた時は「同時期に二種類以上の手術を受けた時は、支払い倍率が最も高い1種類をお支払いします」との事だったので、どちらか一つの手術に対してにしか支給されないのかと思っていました。なので倍率は違えどどちらの手術に対しても支給があったので助かりました。

いや、とにかく保険をかけてくれていた親には感謝しかありません。。

これが無かったら、自分でかけていた「こくみん共済」の支給しか無かったのですから。
今後、保険の見直しは必須だと思ってるけど、「がん」から本当に釈放される5年後まで医療保険の見直しは無理だなあ・・。出来ても割高だったり、「がん」系の特約をつけれなかったりするらしい。

そのうち、保険の窓口にでも無料相談に行ってこようと思ってます!

大腸内視鏡検査と日帰り/入院ポリープ切除の医療費+保険金

大腸内視鏡検査(ポリープ切除・日帰り)22,040円
大腸内視鏡検査(ポリープ切除・入院)66,664円
——————-支払い金額合計 88,704円

医療費自己負担限度額の超過分の払い戻し 17,961円
医療保険支給分 201,000円
——————-払い戻し+医療保険合計 218,961円

・・・という事で、この段階では130,257円のプラスとなりました。
金銭的には助かるけど、病気でもうけたような気分になれないので複雑(;^ω^)

次は、15日間の大腸腹腔鏡手術による入院費と医療保険をまとめます!


大腸がんランキング

前回までの記事はこちらですv

もしかして大腸がん?検査で引っかかった話~はじめに~

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