去年、2018年11月5日に大腸がんの腹腔鏡手術を受けてから半年。
ステージ3aの私の場合、5年間は再発の危険があるので三か月~半年ごとに検査に行かなければならない。
普段はもう、のど元過ぎれば何とかのごとくがんの事など忘れているけれど、検査日が迫ってきた2~3日前には、その事を考えてしまう時間がだんだん増えてきた。
もし、再発していたら・・
と、前日にはソワソワ落ち着かなくなりネットで色々検索してみたり、ああもっと糖質に気を付ければとかGWに実家でお酒をたくさん飲まなきゃよかったとか後悔してみたり。
そんなこんなで眠りについても早朝に嫌な夢を見て汗びっしょりで目が覚めたりして
自分どんだけ小心者w
と、自分で自分を笑ってみたけれど、怖いものは怖かった。
大腸がん術後6か月目の検査内容
まずは採血
当日、朝9時に病院に着き、まずは採血だ。
久しぶりの注射にちょっと緊張が走るけど、その痛みも再発の恐怖とは比較にならないと思い我慢。
左腕にチクッと痛みが走り、はよ終われーーとあっちを向いて祈っていたら「あ、腫れてきたので抜きますね」と。
幸先が悪い。(汗)
でも右腕では問題無く採血が済み、CT検査で造影剤を入れるためにその針を刺したまま、今度は外科の外来へ向かう。
外来へ
受診した5/8は10連休のゴールデンウィーク明けだったので混雑を予想していたけれど、予定の時間より早めに呼ばれて入室する。
体調を聞かれたり、腹腔鏡手術でついた傷(私の場合、おへそに縦に数センチ)をチェックされたりして、おへその傷も順調に綺麗になっているし外科的には問題無しと。
なので外科での定期検診は今後1年に一回で良いでしょうとの事でホッ・・・としたのもつかの間、秋に一回、大腸の内視鏡検査をしましょうと。
そうか、秋にはもう、大腸がんが発覚してから一年になるのかと時の流れを感じる。。
そして10月半ばに大腸内視鏡検査の予約が入り、モビプレップを持たされた_| ̄|○
お久しぶりです、10月はよろしく_| ̄|○
CT検査へ
その後、CT検査へ向かう。
その日はユニクロのブラトップを着てたけど、小さい金具があるためそれを脱ぎ、下のパンツもボタンが金属だったために着替えが必要との事で下だけ懐かしのw病衣に着替える。
今後また3か月後に検査があるので、今度からは金具のあるブラトップじゃなくてブラタンクを買って着て行きます。それだと最低でも上は脱がなくても済むものね!
CT検査では、造影剤を入れた後に首から胸のあたりがぼわーっと熱くなるんだけど、それもまあ慣れてきたというか。気持ち良いものでは無いけれどそれもすぐ終わるし大丈夫v
検査自体は数分ですぐ終わり、腕に刺していた針ともここでお別れ。ホッ。
消化器内科へ
今度はいよいよ内科に血液検査とCTの結果を聞きに行く。
呼ばれるまでちょっとナーバスになったけど気持ち切り替えて、「帰りに何か食べて行こう」とスマホで色々検索して気を紛らわす。
するとあまり待たされずに呼ばれ、入室すると3か月振りにO先生の顔が。
ぱっと見て、先生の顔が明るかったのでホッとする。
この40代半ばぐらいの真面目そうなO先生の表情はけっこうわかりやすいのだ。
去年大きいポリープをとった後の結果を聞きに行った時は、入室してすぐに「あ。ダメだったな」とすぐわかったぐらい神妙で緊張感のある顔をしていたのです。
でも今回は何となくリラックスした明るい雰囲気に見えたのです。
それでも「まず、血液検査は大丈夫でした」となんて言うので緊張しつつ、検査結果を細かく聞く。
肝機能はまだ良くないものの数値は改善傾向で、抗がん剤の影響が残ってるんだろうという事。
その他、抗がん剤治療中は貧血だったのも改善され、腫瘍マーカーも数値内にきちんとおさまっていたのでほーーっ、と安堵した。
そしてCT検査の結果もすぐ見れて、全部見たところ、前回(三か月目の検査)と変わらない状態で、疑わしいところは何も無いと。
はーーーー・・助かったーーー!!!( ;∀;)!
しかしまだまだ術後6か月、これではい終わり、じゃないのががんの怖さですな。。
5年間は再発の危険があるので定期的な検査が必要で、今後しばらくは三か月に一度、同じ検査を受けなきゃならない。
大腸癌は、手術後5年以上経って再発する確率が1%以下なため、根治術から5年後に再発を認めない場合に「癌が治った」と考えるのが一般的です。
本当に身をもって、早期発見がいかに大事かと感じています。
この時期、健康診断を実施する会社も多いと思うけど是非是非、便潜血検査でプラスになっても怖がらないですぐ内視鏡検査を受けて欲しいと心から思います。
内視鏡も、私はほとんど痛みは感じなかったです、怖くないです!
おし、まだまだ先は長いけど、この「大丈夫で良かったー!」とほっとした時の気持ちを忘れずに、ストレスためないとか、心を強くもって、がんに負けないようにしようと改めて。
そして今日が検査の日だとオカンにも言っていたのですぐに電話して大丈夫だったと報告すると、オカンもいつもよりトーン高く「ああ本当に良かったね!」とすごく喜んでくれて。もうこれ以上、絶対心配かけたくないから負けない!と強く思ったのであります。
大腸がん手術後の6か月目検診にかかった費用
外科 670円
消化器内科 11,450円
——————-合計 12,120円
しかし今後も3か月毎にこのぐらいの金額が飛ぶのか_| ̄|○
金銭的にも、本当に、早期発見が大事なのであります_| ̄|○
前回までの記事はこちらですv
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コメント
今、生命保険の見直しをするか迷ってるのでゆりみそさんの入院にかかる費用のお話、かなり勉強になります。退院してからもかなりかかりますね。
aykさん、こんにちは。
そうなんです、退院してからも定期検診が金銭的にも負担になるんだなと頭が痛いです!
でも、私も今回保険の事は色々勉強になりました。
やっぱり仕事が出来なくなると思うと、一時給付金があると助かるなあとか、
高額療養費制度があればそんなに高い保険に入らなくてもいいなあとか、色々考えちゃいました。
ゆりみそさん♪
6ヶ月の定期検診を無事クリアされたんですね!
よかったです(^^)
私も半年経過したけど、補助化学療法が終わってないからかな、検診はまだ。
やっぱり怖い…というかナーバスにかまえてしまいますよね。神判を待つ気分。
とにかく5年!
執行猶予というか仮釈放というか。笑
本来なら身を律して生活せねばならないのだけど、気は緩みっ放しで、結構好きに食べて飲んでますね。笑
あまり神経質になっても…と思うことにしてます。
らるごさん♪
6か月目クリアしてほんとにほっとしました(^-^)
思えば、病院を出る時にあんなに晴れ晴れした気持ちになったのは初めてです。笑
らるごさんはまだ補助化学治療中でしたか、あと1か月ぐらいかな?
体調はどうですか、もうちょっとだと思うので頑張って下さいね!
ほんとですね、とにかく5年は執行猶予中の身だったと、検診の恐怖で自覚しました。汗
うんうん、私もがん関連で、食関連の本を読んだりしてますが、あれもこれもダメだと生きるのが辛い!笑
ほんとですね、ストレス溜めない事、これが一番良いのかも!