もう2025年に突入してますが、去年読んだ本のメモを。
残り2冊は図書館で借りた本。
2024年読んだ本メモメモ
死はこわくない 立花隆
知の巨人と言われた立花隆さん。
東大哲学科にいた頃にどれほど勉強していたかというと、
ギリシャ語でプラトン
ラテン語でトマス・アクィナス
ドイツ語でヴィトゲンシュタイン
フランス語でサルトル
アラビア語でコーラン
ペルシャ語でルーミー
漢文で荘子集註
・・・という日々だったそうな。
こちらは日本語を解釈するにも精いっぱいだというのに、もう凄すぎて何が何だか。
だけど、著書はとても読みやすいんですよね。
政治や化学など立花さんの分野は広いけれど、私は本作のような哲学的な内容本しか読んでません。こちらは立花さんががん、心臓手術を乗り越えた後の75歳の時に書かれた(まとめられた?)本。
ページも少なく軽めだったけど、立花さん自身の「死」に対する考えがよくまとめられていてわかりやすかった。
例えば、死後の世界については、存在するかどうかは個々人の情念の世界の問題であって、理論的に考えて正しい答えを出そうとするかどうかの世界の問題では無いと。本人にとっては解決済みの議論との事。
また、臨死体験は脳が最後に見せる夢に近い現象ですから、良い臨死体験ができる用に、死に際の床(とこ)をなるべく心地よくしておくのが肝心、と言い切ってるところも興味深い。
それらを追求していた時に書かれた臨死体験や、宇宙からの帰還もとても面白かったのでまた読みたいな。
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あと、
葬式にも全く関心が無い。
妥協点としては樹木葬あたりがいいかなと思います。
ここにもものすごく共感。
私も死んだら散骨して欲しいなんて親兄弟には言ってるけど、自分で樹木葬の手配をしておければ一番いいかも、なんて思ったりちょっと調べたり。
2021年、80歳で亡くなられましたが、死後の世界は立花さんにはどんな感じだったのかなあ。
2024年読んだ本リスト
リストが長くなってきたのでこちらにまとめました。
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コメント
こんばんは。面白そうな内容の本をご紹介いただきました。わたしも予約するかもしれません・・・!
チエゾーさん、よければ是非。