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出社が楽しい経済学

昨日テレビをぼーーっと見てたら
NHKの「出社が楽しい経済学」という番組に引っかかった。

経済のことをコメディドラマ仕立てで簡単に解説してくれるらしい。
ちょうど第1回目の放送で、面白そうだったので
こたつに埋まり首だけ出しつつwジロジロ見たのであります。

昨日のテーマは「サンクコスト」。

以下一部引用———–

→サンクコスト(Sunk Cost)とは、
 一度投資したが、もう二度と返ってこない費用のこと。

このサンクコストに縛られ合理的な判断を見失うことが個人や企業の活動ではよく見られる。
「投資した分を取り戻したい」という思いに加え、「自分たちの過ちを認めたくない」という見栄やメンツが、人をサンクコストに縛り付け、合理的な判断を見失わせる大きな要因になるのだ。

——————-引用終わり

番組は架空の総合商社「ZENY」(ゼニー・笑)を舞台に
そのテーマを身近な話題に置き換えて解説してくれる。

例えば彼女をつなぎとめておくために高級バッグなどプレゼントした男性社員。
彼女に別れ話をされたが、彼女へ投資した分(サンクコスト)がもったいない、ここまでしてやったのに!という呪縛にとらわれ執着してしまう。

焼肉屋に年会費(サンクコスト)を払い割引会員になったから、と
食べたくも無いのに「元をとろう」と毎晩焼肉屋に行き、胃を壊す社員。
これは何となくわかる。笑

など、たまにスタバではグランデを買え! ―価格と生活の経済学
吉本 佳生さんの解説も入りつつ番組は進む。
コメディの雰囲気はものすごく「NHK」だったが(笑)
脳がつるピカの私にもとってもわかりやすく、面白かった。

私の身近でも今、サンクコストにまつわる話がある。
車だ。

中古で買って今年7年目、年式で言えばもう十数年目。
年代のわりに今まで大きなトラブルも無く、頑丈で気に入っていた。
が、燃費はリッター7~10km/Lと極悪なので去年の夏にガソリンが高騰した際、
(今年は車検とスタッドレスで十数万飛ぶなあ)
(それなら思い切って燃費の良い車に替えるかなあ?)
と一瞬思ったが、中古の軽でも十数万では買えないしと車検を通したのだ。
そしてスタッドレスも買ったしぶっ壊れるまで乗るぞーウォーと思ってたら
ほんとにぶっ壊れてしまい修理代は最悪10万コース。

いや、こないだ車検通してスタッドレスも買ったのに
ついでにホイールも欲しくなってヤフオクで買ったのにあああ~

と、サンクコスト(早速使ってみたw)にとらわれてしまう。
つーか買い換えるマニーは無いので結論はすでに1つしか無かったが
もし車検を通さず、中古で60万の車に乗り換えていたとしたら
修理代を含め20万ちょっと浮いたのか?
さらに燃費が2倍よくなれば、いつかペイし得に転じる?
など思うと、引き際というか決断すべき最後のラインというのは
見極めは難しいけどどっかには確かにあるんだろうと思う。

今後また十万単位で修理しなきゃいけなくなったら、
その時はもう何とかお金をかき集めて買い替えすべきかな。
それを最後のラインとするか・・

現実問題として、ちゃんと数字も考えておかないとなあ・・
新車は要らないけど、中古でも燃費が良くて、4駆で走行距離が何チャラと
好みを言い出したらそこそこな金額になるだろうな。

さあ次は何に乗ろうかな??
そう思って、目標もって貯金するのも楽しいかハハ・・ハ・・( ;ω;)

さてこの番組、ググってみたら昨日はたまたま再放送だったようで
普段は毎週土曜の夜11時からNHK教育で放送しているらしい。
おおそしたら今夜は二回目の放送だな。
おし、今日も見てみるかな。

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