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読んだ本メモ~角田光代とか~

それからはスープのことばかり考えて暮らした
それからはスープのことばかり考えて暮らした
まずタイトルが好き!
私も秋になると必ず焼き芋の事ばかり考えて暮らすので気持ちがわかる。w
そして内容も期待を裏切らず、ゆったりと流れる時間の中で
好きなもの、こと、人、との日常がほのぼの進行。
先が読みたくて朝まで読むという感じではなかったけれど
わざとらしく何か事件が起こるでもなく、またそれがとても良かった、
元は「暮しの手帖」に連載されていた小説だったとの事。
なんとなく納得なほのぼの感と丁寧感。

角田光代はまり中。
ロック母 (講談社文庫)
ロック母 (講談社文庫)
面白かった。
角田光代は面白さに怖さと嫌悪感や痛さも一緒についてくる感じで
ちょっと嫌なんだけど、見ちゃったら一時も目が離せなくなるというか
嫌い嫌いも好きのうち?のような、妙な感じ。
なので、途中で区切れるこういう短編集は助かる。w
角田さんはロック好きなんだとタイトルや文中でわかるけれど、
角田さんの文もロックだと思う。

乳と卵
乳と卵
なんだか独特の文章で、読んでいたらなんだかふわりふわりとしてきて
でもただ一つ、卵の賞味期限が明日までだから捨てるってちょっと待ってと、それは賞味期限と書いてるがあくまで生での話しでありまして、賞味期限が切れてしまっても、充分加熱調理をするならば安全に食べられるのでちょっと待って、など
本の登場人物に思ってしまっても伝わるはずもなく、
と、なんだか口調がさっき読み終わったばかりなので、文章のつらつら具合とか長さとか句読点の具合とか、
自分の中で、ほんのりと移ってしまったのではと思ってしまうわけで、
いや卵は本当に捨てなくても大丈夫なわけsjk;lさ
面白かったです。2時間ぐらいで読めました。

今読んでるの。
森に眠る魚
森に眠る魚

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