アンチイチローな友人が居る。
イチローの何がそんなに気に食わないのか今いちわからないんだけど、
誰かが何事かにストイックに取り組む行為を「イチロー」と呼び揶揄する。
例えば私が走る事に熱心に取り組んだ結果、腸腰筋がどうとか言い出すと
「でたイチロー」と生暖かい目で私を見、
「うちの旦那も○○なとこがイチローなんだよね」とと顔をしかめハァ~とため息をつく。w
そんな感じで、イチロークラスともなると、アンチも少なからず居るらしい。
村上春樹を読んだのは「羊をめぐる冒険」が初めてだった。
当時、頭から?マークを出しまくったまま最後まで読まなかったかもしれない。
その次は「ノルウェイの森」。作品云々は置いておき「何だかスカしたやつだな」と思った。
うちの田舎には、自分の事を「僕」と呼ぶ男の子は居なかったし、
「あなたと寝てみたいわ」なんてクールに言う女の友人は居なかった(と思う)。
だから文中の人物がとっても都会の人間に思え、自分がひどく田舎ものに思った記憶がある。
と、そのたった2冊だけで「タイプじゃないわ」とそれきり読む意欲を失った。
その上、「村上春樹」が好きと自称する男を斜め45℃から「ふ~ん」と見るようになった。
アンチイチローの友人がイチロー、と口にする時のあの目と
私の斜め45℃で「ふ~ん」とハルキストを見る目は同じ種類なのかもしれない。
そんな私が最近、あれ?間違ってたかも、と思い始めたきっかけは
走る事に本格的にはまり始めた去年、読んだこの本。
へー村上春樹も走るんだ、とアマゾンの評価を読んだら良さそうだったので
図書館で借りたら、気に入ったので自分で買ったほど良かった。(中古だけど)
それで、村上春樹を誤解してたかも?なんて思ってたところ、
図書館で借りた1Q84が想像以上に面白く、BOOK2は読んだら最後、
止まらなくなり一気に全部読んでしまった。
設定など「これが村上春樹?」って思うぐらい陳腐に思う部分もあったけど、
とにかくストーリーが面白く、私の思ってた村上春樹って実はそうじゃないのかも、
いや、もしかして著者も年くって変化があったところに
自分も年くってw受けとる土壌が変わったのかも?と興味が沸いてきた。
そこで、初期の作品から順繰りに読んでみることにした。
短編も入れたらキリが無さそうなのでまずは長編。
・風の歌を聴け ※読了
・1973年のピンボール ※読了
・羊をめぐる冒険 ← 次ここ突入
1Q84のBOOK3は図書館でまだ120人待ちだったのでw手に入れた。
すぐ読みたいのを我慢して、週末、ワインを用意し時間を気にせず読むぞフフ・・
2012年読んだ本メモ
・草原の椅子
・失踪日記
・今夜、すベてのバーで
・マラソンは毎日走っても完走できない ※中古本購入
・チーム
・イン ザ・ミソスープ
・図解 本当に頭がよくなる1分間勉強法
・古事記 、
・五月女ケイ子のレッツ!!古事記
・宗教で世界を読み解く本 ※中古本購入
・ヒート
・田中慎弥 共喰い
・三浦 しをん むかしのはなし
・井上荒野 夜を着る
・村上春樹 風の歌を聴け
・村上春樹 1973年のピンボール
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拍手コメントいつも楽しく読ませていただいてます。┏o┏o┏o
ありがとうございます。┏o┏o┏o
>ちゃーさん
クレド・ポー・ボーデ検索したらオーマイガー!ブルジョワ化粧品!
>のんさん
おおそうかクリームケース!100均で小さいケース買って来ました!
麺棒代儲かったw、ありがとうございます♪
>キックさん
あんまり減らず、1年ぐらいお付き合いする事になるんで(ファンデ)
けっこう勇気入りますよね、失敗したら勿体無い、とか。
>cacaoさん
マイナス5才肌ってすんごい惹かれますけど卒業ですか!
試供品あるといいですよね、
BAさんによりすんごい厚塗りされて訳わかんなくなったりする事もw