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2023年読んだ本メモメモ~第169回芥川賞、ハンチバック他

忘れる忘れる・・と読んだ本メモメモ!

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最近読んだ本

ハンチバック 市川 沙央

ハンチバック 市川 沙央(audible版)

第169回芥川賞受賞、授賞式での様子を見て気になっていた。

聴き始めてすぐ(オーディブル版)、あれ?私本間違えた?と思うほどの露骨な性描写に戸惑うも、圧倒的な引力であっという間に聞き終えた。

ミオチュプラー・ミオパチーという難病を初めて知りました。
その重度障がい者である著者の強烈な怒りのパワーから紡がれる文はキレキレのナイフのようで、衝撃的に赤裸々で。好き嫌いがわかれる作品だと思うけど、芥川賞受賞に私は納得。

ウェルテルタウンでやすらかに  西尾 維新

ウェルテルタウンでやすらかに 西尾 維新(audible版)

西尾 維新さんは初ですが、コメントでおすすめしていただいて読んでみました。

最初、そのブラックでシュールな設定に「星新一っぽいのかな?」と思ったけれど、でかいラジカセを持った「がきどう」さんが出てきたあたりから俄然面白くなってきて、反対派の人とのやり取りにも笑ってしまった。このあたりが著者の持ち味なのかな?

しかしストーリー的にどう落とすのかと思ったら、なるほどaudibleの「オーディオファースト作品」にふさわしい終盤へ。

「オーディオファースト作品」とは、第一線で活躍中の作家がAudibleのために書き下ろしたオリジナル新作です。一番最初に「音声」で表現される、Audibleでしか体験できない作品*です。
*Audibleで配信した一定期間後、書籍としても出版されます。

じわじわくる作品でした。面白かったです。

レゾンデートル 知念 実希人

レゾンデートル 知念 実希人

ミステリー?ハードボイルド?何故かオーディブルにお勧めされたので聴いてみたけれどウーム。

主人公のつめが甘いシーンが多数で「いや、だから!それは隠しとけ!」「落とすな!」とか何度つっこんだ事か。ハードボイルドコントかと思っちゃった。w
途中でやめようかと思ったけれど、一応最後まで読んだけど私はタイプではありませんでした。


もう今年も残りわずか。もっと本読むど!

2023年読んだ本

 今年読んだ本のリストはこちらです。

2023年読んだ本リスト
今年はアマゾンオーディブルに月会費1,500円を払ってるので、元を取ろうとたくさん読んで(聴いて)ます。 その読んだ本リストが長くなってきたので別投稿にし...

コメント

  1. チエゾー より:

    ゆりみそさん、こんばんは。どんどん読了されててすごい!勢いですね。私が読んだ本の中で良かったのは、古堅 純子さん著 「シニアのためのなぜかワクワクする片づけの新常識」 (朝日新書) という本です。最新作も図書館で予約したのですが、読めるのは来年以降になりそうな順番で。「シニアの~」はすぐ借りられたのでこちらを先に。読んでいると、片付けに対する考え方が少し変わってきました。こんまりメソッドと比べても、いろんな意味で面白かったです。ゆりみそさん、いろんな小説を読まれてていいですね~私はノンフィクション、実用、料理、心理学、といったところです。

    • yurimiso より:

      チエゾーさん、こんばんは。
      図書館では人気の本はかなり待たされちゃいますよね。
      今年はオーディブルのおかげで色々読めて嬉しいです。