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2023年読んだ本メモメモ~宝島~

最近読書はほぼAmazonオーディブル

料理や家事しながら、散歩やちょっとした買い物やバイトの通勤時、そしてロングランにもともう生活に書かせない。

で、最近聴いてすごく良かった本をメモメモ。

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最近読んだ(聴いた)本

宝島 真藤 順丈(Audible版)

第160回直木賞受賞作(2018下半期)、山田風太郎賞とのW受賞という作品。

オーディブルの私の傾向から「おすすめ」に入っていたので何の先入観も無く聴き始めたら、面白くて止まらなくなり、寝る間も惜しんで聴いてしまった。

太平洋戦争後、施政権がアメリカ合衆国から日本国に返還される1972年ぐらいまでの沖縄が背景で、その過酷な中を生きる若い三人が主人公。

その登場人物がとてもエネルギッシュで魅力的で、そしてたまに入る語り部?のちゃちゃ?合いの手?が底抜けに明るくリズムよく絡んできて、時代背景の重さを吹っ飛ばしてくれる。

戦後の沖縄について知らないことが多く、 というか27年間も米軍の統治下に置かれていたというのもこの本で初めて知りました、お恥ずかしい・・

実際にあった事件や事故(小学校への軍用機墜落事故)なども描かれているのでとても悲惨で辛い話でもあるんだけど、それにへこたれない沖縄の人の魂には何かがあるんだなあと思わされました。

それにしても、オーディブルで聴いた中では1,2を争う良さでした。
内容はもちろん、ナレーターがすごく良かったのでオーディブル向きの作品なのかも?
まるでラジオドラマを聴いてるような、舞台を見てるような、登場人物が生き生きと感じられる作品でした。

もしかして本で読んだら、あまりに重くて無理だったかもしれない。
図書館で予約してみるか・・

で、今までオーディブルで聴いた中で1,2を争ってるのは「同志少女よ、敵を撃て」です!

2023年読んだ本

「宇宙からの帰還」立花隆
「推し、燃ゆ」宇佐見 りん(Audible版)
「同志少女よ、敵を撃て」逢坂 冬馬(Audible版)
「戦争は女の顔をしていない」スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ(Audible版)
・メガビタミン健康法 三石巌
うつ消しごはん 藤川徳美
公式ガイド&レシピ きのう何食べた? ~シロさんの簡単レシピ
コンビニ人間 村田沙耶香(Audible版)
むらさきのスカートの女 今村夏子(Audible版)
流浪の月 凪良ゆう(Audible版)
私とは何か――「個人」から「分人」へ 平野 啓一郎(Audible版)
GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代 アダム・グラント (Audible版)
サラバ! 西加奈子(Audible版)
・犯罪者()() 太田愛(Audible版)
幻夏 太田愛(Audible版)
・天上の葦() 太田愛
スモールワールド 一穂ミチ(Audible版)
光のところにいてね  一穂ミチ(Audible版)
おいしいごはんが食べられますように 高瀬 隼子(Audible版)
この世の喜びよ 井戸川射子(Audible版)
羊と鋼の森 宮下奈都(Audible版)
夏物語  川上未映子(Audible版)
汝、星のごとく 凪良ゆう(Audible版)
騎士団長殺し 村上春樹(Audible版)
宝島 真藤 順丈(Audible版)

コメント

  1. チエゾー より:

    どの本も面白そうですね~。いろんな本を読まれてますね。
    私は心理学の本(ポリヴェーガル理論という)を寝る前に読む以外、飛田和緒さんの料理本を読むことが多いです。(常備菜本で有名になった方)味付けが私好みで、助かっています~

  2. 慚愧と歓喜 より:

    Audible 「ウェルテルタウンでやすらかに」西尾維新さん
    不思議な魅力でお薦めです。
    他は一回聴いたら終わりですが、この作品は只今4回目の再聴!
    宜しかったらどうぞ。

    • yurimiso より:

      慚愧と歓喜さん、お薦めをありがとうございます、嬉しいな。
      私も1回聴いて終わりだけど、4回も聴くなんてすごい吸引力ですね!
      さっそくライブラリーに追加しました、聴くの楽しみです。