ゆりみそ@独身女のいつもの日記

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大腸がん検査と結果と

大腸がん~11/15(術後10日目・抗がん剤の説明)

投稿日:2018年12月19日 更新日:

2018/11/15、入院14日目、大腸腹腔鏡手術後10日目の記録です。
(後日記録しています)

前回までの記事はこちらです。

11/15(木)・入院14日目(術後10日目)

大腸腹腔鏡手術で切除した腸の病理結果でリンパ節に転移が1個あったため、S状結腸がん)のステージ3aと宣告された。

外科的にはがんは取り切ったけれど、リンパ節に転移が一個でもあった場合はステージ3となり、補助化学療法(抗がん剤治療)を一定の期間行うことがガイドラインで推奨されているという。

もちろん、受ける受けないは自分の自由。

退院してからまた予約して病院に来るのも大変だしと、
退院を1、2日伸ばしてもらい、入院中に内科のO先生に時間を作って説明を受ける事に。

内科のO先生は4割の確率を勝ち取ってくれた優秀な先生だ。

でもここまで、一番恐れていた抗がん剤の事を考えないようにしていたので知識が全くない。
そこでネットでできるだけ新しい情報だけを調べて、質問なども準備しておきました。

夕方、内科のO先生に呼ばれる。

もう外科的には何時でも退院していいよ、という元気な病人なのでw
お昼は外出許可をもらい、パンを買いに行ったり買い物したり。

そして夕方、内科のO先生に呼ばれた。

個室の談話室に呼ばれると、O先生ともう一人の先生、記録の看護師さんが待っていた。

O先生は開口一番、「正直、ステージ3aまでとは意外でした」と言った。

そう、そう言うほど、がんの深さは浅いところでとどまってくれてたんだよね。。
私の体、知らないところで頑張ってくれてたんだな。(涙)

そして私が持ち帰れるように紙に書きながら説明をしてくれて、
メモしていった疑問にも根気強く付き合って、答えてくれました。

大腸がん・ステージ3の術後化学療法

術後補助化学療法の目的

がんの進行程度により、手術によってがんを完全に切除できたと考えられても、検査しても映らない目には見えないごく小さながんが残っている可能性が高くなるという。

その残っている小さいがんが、時間とともに少しずつ大きくなり、目に見える大きさになったものを再発、というらしい。そうなんだ。。

なので、手術で取りきれなかった可能性のあるがん細胞を攻撃し、再発が起こる可能性をできるだけ減らすことを目的として抗がん剤治療を行う場合があり、ステージ3の私はこれにあたるという。

ステージ3の再発率

再発が起こる確率(再発率)は、大腸がんのステージにより異なり、ステージ3の場合は30~40%も再発する可能性があるという。

え、20数パーセントじゃなかったの?と外科の病理検査結果の時に聞いた数字より高い数字にさっと血の気がひく。

でも、ステージ3でもa,b,cとリンパ節への転移数によりさらに分類されるけど、この30~40%という数字は全部「ステージ3」でひとくくりだと言う。

なのでO先生は、私の場合はもう少し低い数字になると言う。
でも、けっこう数値高いよね(||゚Д゚)

術後化学療法で再発率はどうなるか

そして化学療法をやると、効果があった場合その再発率はマイナス10%になると。

なんか微妙な数字だな。。w

30%から10%になるならまだしも、30%が20%。
しかも、うまく行った場合に限りだ。
うまく行かなきゃ、ただ苦しい抗がん剤のやり損になる事だって、多いにある。

何というか、全て仮定で、でも過去の統計なんだから近いんだろうな。。

手術で取りきれなかった「可能性のある」がん細胞に対しての化学療法だから。

もし、そもそもがん細胞が残ってなかったら再発はしないのだから、化学療法が効いたのかもわからない。
もしがん細胞が残ってて、化学療法をした後、再発しなかったとしても、そもそもがん細胞が残ってたのか、最初から残ってなかったのかはわからない。

もし、がん細胞が残っていて、もし再発したら・・・

と、術後補助化学療法は、攻撃する目標や効果が目に見えないため、何だかつかみどころが無いような気がしてしまい、ここまでの話ではあまり気が乗らない感じでした。

使用される薬剤と副作用

そして肝心の、ステージ3aで推奨される抗がん剤です。
まず、以下の2通り提示されました。(時間など大まかですが)

FOLFOX(フォルフォックス)療法

FOLFOX療法のレジメン

最初の2日間(48時間):5FU、オキサリプラチン※点滴
12日間:休薬

上記、2週間を1クールとしてx12回(6か月)

FOLFOX療法の副作用

※出る人と出ない人が居たり、個人差があります。

自覚できる副作用:嘔気、倦怠感、食欲不振、下痢
無自覚な副作用:白血球・赤血球・血小板の減少

5FU:下痢、粘膜障害
オキサリプラチン:しびれ

XELOX(ゼロックス)療法

XELOX療法のレジメン

最初の1日目 : エルプラット (オキサリプラチン)※点滴(2時間+α)
2週間 : ゼローダ (カペシタビン)※経口薬
1週間 : 休薬

上記、3週間を1クールとしてx8回(6か月)

XELOX療法の副作用

※出る人と出ない人が居たり、個人差があります。

自覚できる副作用:嘔気、倦怠感、食欲不振、下痢
無自覚な副作用:白血球・赤血球・血小板の減少

オキサリプラチン:しびれ
ゼローダ:下痢、粘膜障害、手足症候群

FOLFOX療法とXELOX療法の二種類がガイドラインでは推奨されているようです。

FOLFOX療法とXELOX療法の違い

使う薬もレジメンも違いますが、一番大きな違いだと思ったのは、FOLFOX療法の場合は点滴が48時間(二日間)と長時間のため、腕からの点滴では日常生活に負担がかかるため、「皮下埋め込み型中心静脈輸液ポート」を留置し、ここから抗癌剤の投与を行う、という事。

そのポートは小さいようですが、体に埋め込む手術が必要になり、入院せず、通院で治療する場合は、自分で抗がん剤の投与を行う事が出来るとの事。

一方ZELOX療法は点滴が2時間(他に吐き気止めとかも入れるので実際はもう少し長い)で済む、しかし2週間飲み薬がある。

そしてどちらも6か月か。。。(涙)

2018年春に化学療法3か月の新たな標準治療が確立

しかし幸いな事に今年の春、今まで6か月が標準だった治療が、ある条件下なら3か月でも同じ効果が得られるとの臨床結果が発表されたのです。

大腸がん術後に化学療法3カ月の新たな標準治療が確立

ステージ3でも低リスク患者(腫瘍がまだ浅く、リンパ節転移が3個以下)の場合は、CAPOX(XELOX)による3カ月の化学療法が安全で有効であり、6カ月の化学療法に比べて副作用が少なく、無病生存率は同じであった。

まさにこのステージ3でも低リスク患者(腫瘍がまだ浅く、リンパ節転移が3個以下)の場合に自分がピタリと当てはまるので、O先生は、この3か月でやりましょうと提案してくれました。

自分も前日にこのネットの記事を読んでいて先生に聞こうと思ってたので、話が出てきてホッとした。。

この方法はおそらく来年、2019年のガイドラインに(今後標準治療に)乗るだろうとの事。
(ちなみにFOLFOX療法では、3か月では6か月と同じ効果が得られなかったらしい)

今までは6か月だった治療が3か月で済む事、
そしてFOLFOX療法だと体にポートを埋め込まなきゃいけないけど、それを免れた事、
それで、心が強く動かされました。

でも、ここですぐ決める事はしませんでした。

抗がん剤の事をもっと知った上で、しっかり覚悟が出来た上で返事をしたい。

この術後化学療法は、手術から8週間以内に開始されるのが推奨されている。
まだ見えないがん細胞が残っているとしたら、かたまりになって強くなる前にやっつけよう、という事なんだろう。

なので次の外来、11/28に抗がん剤をするかしないか返事をする事にしたのです。

次は大腸がん~11/16(退院と腹腔鏡手術の入院費)~に続きます!


大腸がんランキング

前回までの記事はこちらですv

もしかして大腸がん?検査で引っかかった話~はじめに~
大腸内視鏡検査~その1~検査を受けるきっかけ・検査前日
大腸内視鏡検査~その2~検査前日~当日の診断
大腸内視鏡検査~その3~小さいポリープの病理診断結果
大腸内視鏡検査~その4~紹介先の病院で受診
大腸内視鏡検査~その5~2回目の大腸内視鏡検査
大腸内視鏡検査~その6~大きいポリープの病理診断結果
大腸がん~その7~入院までの検査
大腸がん~その8~入院までの準備
大腸がん~11/2・入院1日目
大腸がん~11/3・入院2日目
大腸がん~11/4・入院3日目
大腸がん~11/5・入院4日目(手術当日)
大腸がん~11/6・入院5日目(手術翌日)
大腸がん~11/7~8(術後2~3日目)
大腸がん~11/9(術後4日目、お尻の管が抜ける)
大腸がん~11/10(術後5日目、食事再開)
大腸がん~11/11~12(術後6~7日目)
大腸がん~11/13・病理結果と最終ステージ宣告
大腸がん~11/14・病理組織診断報告書

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